グルジアと関係強化 NATO、対ロ関係は凍結継続
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今日の故事ことわざ
「誰か烏の雌雄を知らんや」
(だれかからすのしゆうをしらんや)
解説は末尾です
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--記事抜粋--
グルジアと関係強化 NATO、対ロ関係は凍結継続
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--要点--
10日 北大西洋条約機構(NATO)は
グルジアの国防相を初めて招いた閣僚級の国防相非公式会合を開き、関係強化
をグルジアと進めることで合意
ただし、軍事面で直接の物資提供などはしない助言のみにとどめる形をとる
こととした。
対露関係においては紛争以降、関係を凍結している状態の継続を確認。
ただNATO内に温度差が広がっているのも事実であり
ポーランドやバルト諸国に防衛態勢をとるべきだとの立場を米英は理解している
のに対し仏独などの欧州大陸の加盟国は慎重な姿勢をしめしている。
これはロシアとのエネルギーや経済上の結びつきの深さの違いであると考えられる。
これに対しロシアは警戒感を示し
隣国ベラルーシと共同防空システムを作る協定を来月に結ぶことを表明。
長距離爆撃機による訓練も開始している。
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--用語--
NATO 北大西洋条約機構
アメリカ合衆国を中心とした、アメリカ・ヨーロッパ諸国で
結成された軍事同盟
グルジア紛争
8/11日にロシア軍がグルジア領に侵攻することで始まった紛争。
グルジア領内の南オセアチア自治州とアブハジア自治共和国の独立を図る
NATO、EUのカフカス地方での勢力拡大を阻止する目的であったと思われる。
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--記事背景関連--
エネルギー資源が豊富なカスピ海周辺や中央アジアなどの旧ソ連各国に対して、
ロシア、米国、欧州連合(EU)が外交攻勢をかけ、関係強化へ向けた綱引きが
激化している
メドベージェフ大統領がロシアは旧ソ連諸国に「特別な権益を持つ」と発言。
カスピ海周辺や中央アジア諸国との連携の再強化を図っている
大統領はキルギスを訪問し、ロシア政府系ガス企業「ガスプロム」が国営会社
「キルギスガス」の民営化構想に資本参画するなど、電力部門の協力に同意。
また9月にはプーチン首相がウズベキスタンを訪問
天然ガスを市場価格で購入するほか、新たなガスパイプラインの建設でも
意見を一致。
メドベージェフ大統領はカザフスタンを訪問、石油、ガスに加え世界3位
のウラン生産量を誇るカザフスタンの抱きこみを図っている。
それに対し
米政府はカスピ海周辺国への外交攻勢をさらに強めている
カザフスタンに対しロシアを迂回(うかい)するエネルギー供給網に
協力するよう要請、
ライス国務長官は「カザフスタンは自らが選ぶ国(米国の意味)と友好関係
を築けるはずだ」と発言。
ロシアへの対抗心をかくしてない。
また、エネルギー資源のロシア依存軽減を目指すEUは、石油・天然ガス
などの地下資源が豊富なウズベキスタンとの協力関係の構築を模索している。
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--故事ことわざ解説--
まっくろな烏の雌雄をみわけることが困難だということから、
人の善悪や優劣が外見では判別しにくい場合や、物事が似通って
いて区別しにくい場合のたとえ。
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今日の故事ことわざ
「誰か烏の雌雄を知らんや」
(だれかからすのしゆうをしらんや)
解説は末尾です
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--記事抜粋--
グルジアと関係強化 NATO、対ロ関係は凍結継続
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--要点--
10日 北大西洋条約機構(NATO)は
グルジアの国防相を初めて招いた閣僚級の国防相非公式会合を開き、関係強化
をグルジアと進めることで合意
ただし、軍事面で直接の物資提供などはしない助言のみにとどめる形をとる
こととした。
対露関係においては紛争以降、関係を凍結している状態の継続を確認。
ただNATO内に温度差が広がっているのも事実であり
ポーランドやバルト諸国に防衛態勢をとるべきだとの立場を米英は理解している
のに対し仏独などの欧州大陸の加盟国は慎重な姿勢をしめしている。
これはロシアとのエネルギーや経済上の結びつきの深さの違いであると考えられる。
これに対しロシアは警戒感を示し
隣国ベラルーシと共同防空システムを作る協定を来月に結ぶことを表明。
長距離爆撃機による訓練も開始している。
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--用語--
NATO 北大西洋条約機構
アメリカ合衆国を中心とした、アメリカ・ヨーロッパ諸国で
結成された軍事同盟
グルジア紛争
8/11日にロシア軍がグルジア領に侵攻することで始まった紛争。
グルジア領内の南オセアチア自治州とアブハジア自治共和国の独立を図る
NATO、EUのカフカス地方での勢力拡大を阻止する目的であったと思われる。
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--記事背景関連--
エネルギー資源が豊富なカスピ海周辺や中央アジアなどの旧ソ連各国に対して、
ロシア、米国、欧州連合(EU)が外交攻勢をかけ、関係強化へ向けた綱引きが
激化している
メドベージェフ大統領がロシアは旧ソ連諸国に「特別な権益を持つ」と発言。
カスピ海周辺や中央アジア諸国との連携の再強化を図っている
大統領はキルギスを訪問し、ロシア政府系ガス企業「ガスプロム」が国営会社
「キルギスガス」の民営化構想に資本参画するなど、電力部門の協力に同意。
また9月にはプーチン首相がウズベキスタンを訪問
天然ガスを市場価格で購入するほか、新たなガスパイプラインの建設でも
意見を一致。
メドベージェフ大統領はカザフスタンを訪問、石油、ガスに加え世界3位
のウラン生産量を誇るカザフスタンの抱きこみを図っている。
それに対し
米政府はカスピ海周辺国への外交攻勢をさらに強めている
カザフスタンに対しロシアを迂回(うかい)するエネルギー供給網に
協力するよう要請、
ライス国務長官は「カザフスタンは自らが選ぶ国(米国の意味)と友好関係
を築けるはずだ」と発言。
ロシアへの対抗心をかくしてない。
また、エネルギー資源のロシア依存軽減を目指すEUは、石油・天然ガス
などの地下資源が豊富なウズベキスタンとの協力関係の構築を模索している。
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--故事ことわざ解説--
まっくろな烏の雌雄をみわけることが困難だということから、
人の善悪や優劣が外見では判別しにくい場合や、物事が似通って
いて区別しにくい場合のたとえ。
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