ロシア プーチン首相「冷戦の素地ない」と発言

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今日の故事ことわざ

　「飼い犬に手をかまれる」
　　　（かいいぬにてをかまれる）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　解説は末尾です

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--記事抜粋--

　ロシア　プーチン首相「冷戦の素地ない」と発言
　
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--要点--

　11日　ロシアのプーチン首相は
　　世界有識者会議のメンバーとの対談で
　　グルジアをめぐる欧米との緊張について
　　「ロシアと西側諸国との間には、イデオロギーの対立や
　　　新冷戦の素地もない」との考えをしめした。

　　現在ロシアの南オセアチア、アブハジア自治共和国
　　の独立承認でグルジア領土は脅かされている状態だが

　　プーチン首相は
　　　グルジアは米国に促されて南オセアチアに侵攻した。
　　　グルジアに非があるとした。

　　また
　　　「ロシアには帝国主義的野心はない」と表明。


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--用語--

　グルジア共和国　
　　　・1991年　ソビエト連邦解体により独立
　　　・露を通過せずに旧ソ連内の石油を輸出可能なパイプラインがある。
　　　・「親欧米路線」NATO　EUへの加盟を推進
　
　南オセチア自治州
　　　・グルジア領内にありグルジアからの分離独立派地域
　　　・同領内にあるアブハジア自治共和国とならんで
　　　　ロシアからの支援を受けている。

　冷戦
　　　第二次世界大戦後の世界を二分した、アメリカ合衆国を
　　　盟主とする資本主義（自由主義）陣営とソビエト連邦を
　　　盟主とする共産主義（社会主義）陣営との対立構造。

　　　1945年から1989年まで続き、直接武力衝突する戦争を伴わなかった


　

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--記事背景関連--
　　
　　ロシアの世論調査によると
　　次期大統領選にプーチン首相が立候補した場合。
　　当選確実との結果がでている。

　　「外敵との戦い」や「世界におけるロシアの特別な役割」
　　について発言し続ける活動が国民を引きつけている。

　　

　　　


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--故事ことわざ解説--

懐いていたはずの飼い犬に手を噛まれる
　　という意味で信じていた部下や目をかけていた
　　ものに裏切られ恩を仇で返されることのたとえ

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