大阪証券取引所 デリバティブ１億突破

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今日の故事ことわざ

　「追風に帆をあげる」
　　　（おいてにほをあげる）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　解説は末尾です

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--記事抜粋--

　大阪証券取引所　デリバティブ１億突破
　　　
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--要点--

　9/2　大阪証券取引所はデリバティブ（金融派生商品）の取引量が
　　　昨年より３ヶ月早く１億枚を突破したと発表

　　サブプライムローン問題の発生後
　　　株式取引のリスク分散のためのデリバティブを売買する人が
　　　増えたためと06年よりはじまった「日経225ミニ」が個人投資家
　　　の人気をあつめたことによる。

　　また9/3には米大手取引所のシカゴ・マーカンタイル取引所（CME)
　　と相互協力協定を締結する。
　　　
　　これにより
　　
　　先物などデリばティブ分野で
　　日米の時差を利用した24時間取引の整備や新商品開発などが行われ
　　るようになる。
　　　

　　　

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--用語--

　デリバティブ　（金融派生商品）
　　先物取引など将来の時点で商品を売買する約定。
　　将来に損益の部分のみをやりとりすること。

　　代表的な取引として
　　有価証券先物取引、通貨（為替）先物取引、商品先物取引
　　などがある。

　日経225mini
日経225ミニ　日経225先物取引の1/10サイズの商品
　　で日経平均株価を対象とした株価指数先物取引。

　　将来の特定の日に日経平均株価を現時点で決めた価格で
　　売買することを約束する取引
　
　　


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--記事背景関連--
　　
　　
　　大阪証券取引所とシカゴ・マーカンタイル取引所（CME)は
　　これまでも親密な関係にあったがＭＯＵの締結で関係強化を一段
　　と進める。

　　これにより決済をどちらの取引所でも決済ができる制度や
　　両取引所で取引可能な証券会社を増やすなどの施策が検討される

　　　現在、日経平均先物を売買する投資家はＣＭＥと大証を使えば
　　　長時間の取引が可能であるが扱う証券会社や取引所ごとに決済
　　　しなければならないなどの不都合がある。
　　
　　
　　

　　　　

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--故事ことわざ解説--

勢いにのって物事が順調に進む様子。
　　追風とは順風のこと。
　　
　　
　　
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